量的調査における標本抽出に関する次の記述のうち,正しいも|社会福祉士問題集

社会福祉士

Q 31 : 
量的調査における標本抽出に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
1
単純無作為抽出法は,母集団の規模にかかわらず作業時間が節約できる効率的な抽出法である。
2
系統抽出法では,抽出台帳に何らかの規則性がある場合,標本に偏りが生じる危険がある。
3
標本抽出では,男女別や年齢別の割合など,あらかじめ分かっている母集団の特性を利用してはならない。
4
用いる尺度の問題から測定上の誤差が生じることを標本誤差という。
5
機縁法は確率標本抽出の一種である。
解説

系統抽出法とは、無作為抽出の手法の1つで等間隔抽出法とも言われる。最初の標本を母集団からランダムに抽出し、残りの標本をそこから等間隔に選ぶ方法である。しかし、この方法は抽出台帳に規則性があると、標本に偏りが生じる危険性がある