社会福祉士
Q 33 :
保佐及び補助に関する次の記述のうち,正しいものを1つ選びなさい。
保佐及び補助における判断能力の判定に際して,いずれも原則として医師等の専門家による鑑定が必要である。
保佐開始及び補助開始の申立てにおいては,いずれの場合も本人の同意が必要である。
保佐開始又は補助開始後,保佐人又は補助人はいずれも被保佐人又は被補助人がした日用品の購入など日常生活に関する行為の取消しを行うことができる。
保佐開始後,被保佐人が保佐人の同意を得ずに高額の借金をした場合,被保佐人及び保佐人いずれからも取り消すことができる。
補助人に同意権を付与するには,被補助人の同意は不要である。
解説
民法13条にて同意権について規定されている。保佐人の同意なしに被保佐人が高額の借金をした場合には、保佐人からも被保佐人からも取り消しが可能