会社員であるAさんの平成26年分の給与所得の源泉徴収票に|2級FP問題集

2級FP

Q 37 : 
会社員であるAさんの平成26年分の給与所得の源泉徴収票に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、Aさんは、妻Bさん、長男Cさん、長女Dさんの4人家族であり、Aさんには下記の給与所得以外の所得はないものとする。
1
Aさんの給与所得の金額は、900万円である。
2
Aさんは、配偶者控除(控除額38万円)の適用を受けることができる。
3
Aさんが適用を受ける扶養控除の控除額は、76万円である。
4
源泉徴収税額(53万5,900円)は、所得税および復興特別所得税の合計額である。
解説

1-× 給与所得は「給与所得控除後の金額」である。その額は690万円(給与収入-給与所得控除)である。

2-× 「控除対象配偶者の有無等」欄には「無」に「○」が記載されていることから、配偶者控除が適用されないことがわかる。

3-× 「扶養親族の数」欄には「その他」として1が記載されている。一般の扶養親族が一名であるから、控除額は38万円である。

4-○ 「源泉徴収税額」欄には、所得税と復興特別所得税の合計額が記載される。