火災保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか|2級FP問題集

2級FP

Q 75 : 
火災保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1
火災保険は、補償の対象となる建物が落雷により損害を被った場合、保険金支払いの対象となる。
2
火災保険には、保険期間満了時に満期返戻金が支払われる積立型保険もある。
3
店舗総合保険は、店舗・事務所等に使用されている建物やこれらの建物に収容されている什器・備品等を補償の対象としている。
4
再調達価額とは、補償の対象となる物件と同程度のものを再取得するために必要な金額から、経過年数による消耗分を差し引いた金額である。
解説

1-○ 本文の通り。なお、火災保険では落雷による家屋や家財の損害(屋根や家電の破損など)も補償の対象である。

2-○ 本文の通り。なお、保険期間中に火災等により一度保険金の支払いが生じると、満期による返戻金は支払われない。

3-○ 本文の通り。

4-× 再調達価額(新価)とは、補償対象と同等のものを再購入(再築)するために必要な金額のこと。再調達価額(新価)から経過年数による消耗分を差し引いた金額は「時価」である。