二級建築士
Q 88 :
高力ボルト接合に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
座金との接触面にまくれがあったので、ディスクグラインダー掛けにより取り除き、平らに仕上げた。
高力ボルト摩擦接合部の摩擦面には、締付けに先立ち防錆(せい)塗装を行った。
一次締め終了後に行うボルトのマーキングは、ボルト軸から、ナット、座金及び母材(添え板)にかけて行った。
トルシア形高力ボルトの締付け検査において、締付けの完了したボルトのピンテールが破断したものを合格とした。
作業場所の気温が0℃以下となり、接合部に着氷のおそれがあったので、締付け作業を中止した。
解説
1 - ○
2 - × 高力ボルト摩擦接合部の摩擦面は所定の摩擦力が保持できなくなるため錆止め塗装を行わない。
3 - ○
4 - ○
5 - ○