コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはど|二級建築士問題集

二級建築士

Q 71 : 
コンクリートに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
コンクリートの養生期間中の温度が高いほど、一般に、初期材齢の強度発現は妨げられるが、長期材齢の強度増進は大きくなる。
2
単位水量が大きくブリーディングが多いコンクリートは、一般に、コンクリートの打込み後、数時間の間に、水平鉄筋に沿った沈みひび割れを誘発することがある。
3
高炉セメントB種を用いたコンクリートは、圧縮強度が同程度の普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートに比べて、長期の湿潤養生期間が必要となる。
4
クリープは、一定の外力が継続して作用したときに、時間の経過とともにひずみが増大する現象である。
5
コールドジョイントを防止するためには、先に打ち込まれたコンクリートの凝結が始まる前に、次のコンクリートを打ち重ねる必要がある。
解説

1 - × 養生期間中は温度が高いほどセメントの水和反応が早まり、強度発現も早くなるが、あまり高いと長期にわたる強度増進は期待できない。

2 - ○

3 - ○

4 - ○

5 - ○