二級建築士
Q 60 :
木造建築物の部材の名称とその説明との組合せとして、最も不適当なものは、次のうちどれか。
飛び梁―寄棟などの小屋組において、隅木を受ける母屋(もや)の出隅交差部を支える小屋束(づか)を立てるために、軒桁と小屋梁の間に架け渡す横架材
面戸板―垂木と垂木の間において、野地板と軒桁との間にできる隙間をふさぐために用いる板材
真束(づか)―小屋組(洋小屋)において、中央で棟木、合掌を受ける部材又は陸(ろく)梁を吊(つ)る部材
方立―柱と横架材の交点の入隅部分において、柱と横架材を斜めに結んで隅を固める部材
ぞうきんずり―床の間の地板と三方の壁とが接する部分に用いる細い部材
解説
1 - ○
2 - ○
3 - ○
4 - × 方杖の記述。方立は開口部の左右に建具の納まりのために取り付ける縦材のこと。
5 - ○