次の記述のうち、誤っているものはどれか。|二級建築士問題集

二級建築士

Q 49 : 
次の記述のうち、誤っているものはどれか。
1
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」上、住宅を新築する建設工事の請負契約においては、請負人は、注文者に引き渡した時から10年間、住宅のうち構造耐力上主要な部分又は雨水の浸入を防止する部分として政令で定めるものの瑕疵(構造耐力又は雨水の浸入に影響のないものを除く。)について、所定の担保の責任を負う。
2
「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」上、住宅建設瑕疵担保責任保険契約は、国土交通大臣の承認を受けた場合を除き、変更又は解除をすることができない。
3
「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」上、「住宅」とは、人の居住の用に供する家屋又は家屋の部分(人の居住の用以外の用に供する家屋の部分との共用に供する部分を含む。)をいう。
4
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」上、長期優良住宅建築等計画の認定を受けようとする共同住宅の規模は、原則として、住戸の少なくとも一の階の床面積(階段部分の面積を除く。)が40㎡以上であり、一戸の床面積の合計(共用部分の床面積を除く。)が75㎡以上でなければならない。
5
「消防法」上、住宅の用途に供される防火対象物の関係者は、原則として、市町村条例で定める基準に従い、住宅用防災警報器又は住宅用防災報知設備を設置し、及び維持しなければならない。
解説

正解は4

1-○品確法第94条により正しい。

2-○特定住宅瑕疵担責任の履行の確保等に関する法律第2条第5項第5号により正しい。

3-○同法第2条第1項により正しい。

4-×長期優良住宅の普及の促進に関する法律第6条第1項第2号により誤り。一戸の床面積の合計は75㎡以上ではなく正しくは55㎡以上である。

5-○消防法第9条の2により正しい。