改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|二級建築士問題集

二級建築士

Q 22 : 
改修工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
コンクリート間仕切壁の開口部等小規模な取壊しは、所定の位置に両面よりダイヤモンドカッターで切り込み、他の構造体及び仕上げに損傷を与えないように行った。
2
モルタル塗り仕上げのコンクリート外壁の冬期における改修工事において、既存モルタルを撤去した後、躯体に著しい不陸があったので、下地処理として、その箇所を目荒し、水洗いのうえ、モルタルで補修し、14日間放置した。
3
既存部分の養生において、特記がなかったので、ビニルシートで養生を行った。
4
シーリングの再充塡を行うに当たって、既存のシーリング材をできる限り除去するとともに、目地部の軽微な欠損部は、ポリマーセメントモルタルで補修した。
5
コンクリート・モルタル面の塗替えにおいて、合成樹脂調合ペイントを塗布した。
解説

正解は5

1-○設問通り施工を行う。

2-○モルタル補修において目荒し、水洗い等のうえモルタル補修し夏期は7日以上、冬期は14日以上放置する。ただし気象条件によってはこの限りではない。

3-○設問通りである。

4-○設問通り施工を行う。

5-×合成樹脂調合ペイント塗りは木部、鉄鋼面およびめっき鋼面に採用される。