構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も|二級建築士問題集

二級建築士

Q 108 : 
構造計算における設計用地震力に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の地上部分の地震力は、多雪区域に指定された区域外においては、建築物の各部分の高さに応じて、当該高さの部分が支える固定荷重と積載荷重との和に、当該高さにおける地震層せん断力係数Ciを乗じて計算する。
2
建築物の地上部分の各階における地震層せん断力係数Ciは、一般に、上階になるほど大きくなる。
3
地盤が著しく軟弱な区域として指定された区域内における木造の建築物の標準せん断力係数C0は、原則として、0.2以上とする。
4
振動特性係数Rtは、一般に、建築物の設計用一次固有周期が長くなるほど小さくなる。
5
地震地域係数Zは、過去の震害の程度及び地震活動の状況などに応じて、各地域ごとに1.0から0.7までの範囲内において定められている。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × 地盤が著しく軟弱な区域内の木造建築物における標準せん断力係数は0.3以上とする。

4 - ○

5 - ○