建築物の構造強度に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤|二級建築士問題集

二級建築士

Q 82 : 
建築物の構造強度に関する次の記述のうち、建築基準法上、誤っているものはどれか。
1
仕上げをモルタル塗としたコンクリート造の床の固定荷重は、実況に応じて計算しない場合、当該部分の床面積に150N/m2(仕上げ厚さ1cmごとに、そのcmの数値を乗ずるものとする。)を乗じて計算することができる。
2
ローム層の長期に生ずる力に対する許容応力度は、国土交通大臣が定める方法による地盤調査を行わない場合、50kN/m2とすることができる。
3
構造用鋼材に用いるステンレス鋼の短期に生ずる圧縮、引張り、曲げの許容応力度は、「鋼材等の種類及び品質に応じて国土交通大臣が定める基準強度」とそれぞれ同じ値である。
4
雪下ろしを行う慣習のある地方においては、その地方における垂直積雪量が1mを超える場合においても、積雪荷重は、雪下ろしの実況に応じて垂直積雪量を1mまで減らして計算することができる。
5
屋根ふき材、外装材及び屋外に面する帳壁については、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算によって風圧に対して構造耐力上安全であることを確かめなければならない。
解説

1 - × 令84条。モルタル塗としたコンクリート造の床の固定荷重は1平方メートルあたり200N(仕上げ1cmごとにそのcmの数値を乗じる)を乗じて計算することができる。

2 - ○

3 - ○

4 - ○

5 - ○