A県は、県内のB市で起きた震度7の地震による発災直後から|保健師問題集

保健師

Q 27 : 
A県は、県内のB市で起きた震度7の地震による発災直後からB市にA県の保健師を派遣し、継続した支援を行っている。災害後2か月が経ち、避難住民の半数以上は仮設住宅への移住が進んでいる。B市の職員は自ら被災しながらも発災直後から休みなく働いている。このときのA県の保健師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
1
B市の職員が交互に休めるよう支援する。
2
B市の支援活動の今後の方針が決まるのを待つ。
3
B市の職員に精神科医の診察を受けるよう勧める。
4
B市に対し職員の健康チェックを実施するよう提案する。
5
被災したB市の職員が優先的に仮設住宅へ移るよう提案する。
解説

被災地で働く保健師は心理的なストレスを抱えている。自治体職員が受ける心理的影響について、交代勤務などで休日や休養を確保すること、気持ちを吐き出す機会をつくる、職員対象の精神保健研修や、個別的継続的支援、平常時からの備えなどを対策として掲げている。