A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層|保健師問題集

保健師

Q 39 : 
A地区の高層マンションには若い世代が多く住んでいる。高層マンションに住むBさん(23歳、初産婦)は、市の両親学級に参加していたが、マンション内に親しい友人はいない。両親学級に参加した際にBさんは「夫は会社員で帰宅時間が遅く、両親は遠方に住んでいる」と話していた。出産後、母子ともに順調に経過し退院した。市の保健師は生後25日目にBさん宅へ新生児訪問することになった。新生児訪問時、Bさんは「育児に不安がある」、「相談する相手がいない」などと保健師に話した。このときのBさんへの対応で最も適切なのはどれか。
1
育児不安の内容を具体的に聞く。
2
近所の児童館を利用するよう勧める。
3
夫の育児への協力の有無を確認する。
4
Bさんの実父母の健康状態を確認する。
5
両親学級のときに知り合った者に連絡するよう勧める。
解説

新生児訪問は生後28日以内の子供がいる家庭に行う。母子の健康確認のため、子供の発育状況の確認等と共に、母親の相談に乗る、不安に思っている事について聞く、なども大切な役目となる。不安を抱えているのであれば、対策についてよりも話を聞く事を優先とするのが適切。