人口20万人のA市。保健センターの保健師は、潰瘍性大腸炎|保健師問題集

保健師

Q 43 : 
人口20万人のA市。保健センターの保健師は、潰瘍性大腸炎の患者を対象にした勉強会を企画した。市民病院の専門外来を中心に広報したところ、15人の申し込みがあった。勉強会の内容は、前半の1時間は市民病院の専門医による疾患の特徴、診断や治療法などについての講義、後半の1時間は保健師によるセルフケア能力の向上のためのグループワークとした。約2年間、患者会は順調に運営された。3年目になって、会の活動への参加者は少なくなり、会費収入が減少して赤字になった。世話人代表のBさんは、1人で会の存続を目指して運営の工夫を行ってきたが、なかなかうまくいかないと保健師に相談に来た。保健師は「大変でしたね」と苦労をねぎらった。次に行う助言として最も適切なのはどれか。
1
「私が世話人を引き受けます」
2
「赤字の分は市の予算を活用できます」
3
「他の会員と今後について一緒に考えましょう」
4
「せっかくの会なので解散しないことが重要です」
5
「会員のCさんに世話人を代わってもらいましょう」
解説

他の会員と問題を共有することが重要である。患者会は、参加者相互と助け合うことが特徴である。