中脳レベルの横断面の模式図を示す。錐体路はどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 54 : 
中脳レベルの横断面の模式図を示す。錐体路はどれか。
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解説

1-× ①は中脳蓋である。上丘と下丘の膨らみを合わせて四丘体と呼ぶ。視覚や聴覚の反射路を形成する。

2-× 赤核である。大脳皮質や小脳から情報を受け取り、延髄下オリーブ核や脊髄に情報を送る。運動制御に働く。

3-× ③は中脳黒質である。大脳脚の後部に位置し、メラニンを持つ緻密部とメラニンを持たない網様部から成る。

4-× ④は動眼神経核である。中心灰白質の腹側の位置し、動眼神経副核と共に動眼神経の起始核として働く。

5-○ ⑤は大脳脚である。主に大脳皮質からの下行繊維から成り、中央部は錐体路、両側は皮質橋路が通る。