腰部MRI(別冊No.3)を別に示す。この画像で認められ|理学療法士問題集

理学療法士

Q 85 : 
腰部MRI(別冊No.3)を別に示す。この画像で認められるのはどれか。
1
骨粗鬆症
2
腰椎圧迫骨折
3
腰椎すべり症
4
後縦靱帯骨化症
5
椎間板ヘルニア
解説

1-× 骨粗鬆症のX線所見では骨梁の減少がみられ、血液検査では骨代謝マーカーにより骨の新陳代謝の程度を確認する。

2-× 腰椎圧迫骨折は転倒などの外的な衝撃により椎体が圧迫され、変形するものである。X線所見でも変形が確認される。

3-× 腰椎すべり症は椎体が前後にずれることで神経根が圧迫され、間欠性跛行やしびれを生じるものである。X線所見でも上下椎体にズレがみられる。

4-× 後縦靭帯軟化症は脊柱後面を走行する後縦靭帯に骨化がみられるものである。実際にX線所見でも骨化がみられる。

5-◯ 椎間板ヘルニアはX線所見で腰椎のヘルニア突出がみられる。