ワルファリンの作用を減弱させるのはどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 86 : 
ワルファリンの作用を減弱させるのはどれか。
1
へパリン
2
抗血小板薬
3
ビタミンK
4
ペニシリン系抗菌薬
5
非ステロイド性抗炎症薬
解説

1-× ヘパリンは抗凝固作用を有し、ワルファリン投与開始初期に同時にヘパリンを投与する。

2-× 抗血小板薬は血栓形成を予防する薬である。

3-◯ ワルファリン投与中にビタミンKを多く摂取すると、凝固因子を阻害するために凝固作用が減弱する。

4-× ペニシリン系抗菌薬はビタミンKの働きを抑制し、ワルファリンの抗凝固効果を増強する。

5-× 非ステロイド性抗炎症薬は血小板凝集を抑制し出血傾向となる他、ワルファリンの効果を増強させる。