46歳の女性。BMIは29である。両側の変形性股関節症で|理学療法士問題集

理学療法士

Q 515 : 
46歳の女性。BMIは29である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の筋力低下と荷重時の股関節痛がある。理学療法で適切でないのはどれか。
1
杖を用いた歩行訓練
2
水中歩行による有酸素運動
3
階段昇降による筋力増強訓練
4
背臥位での下肢筋のストレッチ
5
自転車エルゴメーターでの筋持久性訓練
解説

1-× 股関節の免荷のため、杖を使用した歩行訓練を行う。

2-× 水の浮力で股関節への負担を減らしつつ、有酸素運動を行う。

3-◯ 本症例では股関節の疼痛があり、階段昇降運動は股関節への負担が大きいため不適切である。

4-× 股関節周囲筋のストレッチおよび筋力増強運動を行う必要がある。

5-× 股関節への負担を減らすとともに、有酸素運動と股関節周囲の筋力強化を行う。