1-× 本症例では座位バランスが良好であることから、座位保持練習は必要ないと考えられる。
2-× 本症例では上肢・体幹の機能に問題がないことから、体幹伸展練習は必要ないと考えられる。
3-× 本症例では何かにつかまれば立ち上がることが可能な状態であるため、立ち上がり練習は必要ないと考えられる。
4-× 本症例では歩き出しに股関節・膝関節屈曲がおきることから、それらの運動がおこらないような理学療法を行う。壁にお尻で寄りかかるということは、股関節屈曲位となるため、不適切である。
5-◯ 本症例では歩き出しの股関節・膝関節屈曲が問題となり、後方重心の原因にもなる。ステップ練習では支持脚の股関節伸展を促し、重心位置を改善させる。