1-× 右立脚後期の安定性が低下していることから、装具の高さを下げるべきではない。また、短下肢装具の適切な高さは腓骨頭下部から少し遠位であるため、ヒラメ筋起始部とさほど変わらない。
2-× 右立脚後期の安定性が低下しており、足関節部をさらに固定するとたわみによる背屈運動が制限されてしまい、より一層安定性が低下してしまう。
3-◯ 立脚後期には足関節と足趾の底屈運動により安定性を向上させる必要がある。中足指節関節部から遠位を切除することで底屈運動が可能となり、安定性の向上につながる。
4-× アーチサポートの挿入は、立脚中期の安定性向上につながる。
5-× 足部のベルクロの固定を緩めると、足関節背屈が行いやすくなる。立脚後期は延長されるが、安定性には貢献しない。