顎関節にある関節円板の動きに直接関係する筋はどれか。|理学療法士問題集

理学療法士

Q 345 : 
顎関節にある関節円板の動きに直接関係する筋はどれか。
1
咬筋
2
側頭筋
3
顎二腹筋
4
大頰骨筋
5
外側翼突筋
解説

1-× 咬筋は頬骨弓から咬筋粗面に付着し、下顎骨の挙上作用を有する。

2-× 側頭筋は側頭鱗から筋突起に付着し、下顎骨の挙上と後方移動に関与する。咀嚼に関与する。

3-× 顎二腹筋は下顎骨二腹筋窩・側頭骨乳突切痕から中間腱に付着する。舌骨の引き上げと下顎骨の下制の作用を有する。

4-× 頬骨弓中央部外側面から口角・上唇・下唇に付着する。口角を引き上げる作用を有する。

5-◯ 外側翼突筋は蝶形骨翼状突起から下顎頸に付着し、下顎骨の前方移動作用を有する。関節円板は側頭骨下顎窩と下顎骨の間に存在する。