58歳の男性。生来健康であったが、突然のめまいと歩行困難|理学療法士問題集

理学療法士

Q 306 : 
58歳の男性。生来健康であったが、突然のめまいと歩行困難で救急搬送された。脳梗塞の診断で理学療法が開始された。理学療法の初期評価では、めまい、眼振とともに、右側には小脳性の運動失調、Horner症候群および顔面の温痛覚障害がみられた。左側には上下肢の温痛覚障害がみられたが深部感覚は保たれていた。この患者が立位をとったところ、不安定で突進するような現象(pulsion)がみられるために介助が必要であった。この現象がみられる方向はどれか。
1
後方
2
前方
3
右側方
4
左側方
5
全方向
解説

1-× 誤りである。

2-× 誤りである。

3-◯ 小脳性運動失調では、障害側に倒れやすいと言われている。よって、障害側である右側に突進現象がみられる。

4-× 誤りである。

5-× 誤りである。