脳卒中患者で内頸動脈系と比べて椎骨脳底動脈系の病変でみら|理学療法士問題集

理学療法士

Q 225 : 
脳卒中患者で内頸動脈系と比べて椎骨脳底動脈系の病変でみられやすいのはどれか。
1
失語症
2
認知症
3
同名半盲
4
半側無視
5
運動失調
解説

1-× 失語症は優位半球損傷や内頸動脈の障害で生じやすい。

2-× 脳血管性認知症は内頸動脈系および椎骨動脈系どちらに障害がおこっても生じる。

3-× 同名半盲は視覚の経路の中で視索・外側膝状体・視放線・視覚領、すなわち視交叉より中枢に障害がおこると生じる。また、内頸動脈系および椎骨動脈系どちらの障害でも生じる。

4-× 半側空間無視は劣位半球損傷や内頸動脈系の障害で生じる。

5-◯ 運動失調は椎骨動脈系の障害で生じる。