1-× 麻痺により関節拘縮や廃用性の筋萎縮を生じやすくなるため、急性期から関節可動域運動を行うべきである。
2-◯ 一般的に麻痺の回復が見込まれるのは、 発症から2〜3ヶ月の間である。設問では回復期病棟退院後のリハビリテーションの目標について問われており、この時期に麻痺の改善は期待できない。むしろADLの改善を目的とした機能維持や活動性向上を目的とするべきである。
3-× 残存した機能の維持・向上を目指すべきである。そのため、筋力維持のための運動は必要である。
4-× 閉じこもりがちになると患者の活動性が低下し、廃用症候群を招きかねない。屋外での歩行練習やレクリエーションへの参加を促す。
5-× 移動能力の向上は活動性を高めるため、優先すべき目標である。