地盤及び基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど|一級建築士問題集

一級建築士

Q 91 : 
地盤及び基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
直接基礎の地盤の許容応力度の算定において、根入れ深さDfを評価する場合、隣接する建築物の影響を考慮する必要がある。
2
杭の長さが長い場合、杭頭の固定度が大きくなるほど、杭頭の曲げモーメントは小さくなる。
3
支持層が傾斜している地盤に杭基礎を採用する場合、長い杭と短い杭を混用すると、各杭の負担水平荷重の差異やねじれが生じやすい。
4
地盤沈下のおそれのある敷地において、支持杭を採用する場合には、負の摩擦力による杭の支持力、杭の沈下量等を検討しなければならない。
解説

1 - ○

2 - × 杭頭の固定度が大きくなると、杭頭の曲げモーメントは大きくなり、地中部の最大曲げモーメントは小さくなる。また、固定度が小さくなる(ピンの状態)と、杭頭曲げモーメントは小さくなり、地中部の最大曲げモーメントは大きくなる。

3 - ○

4 - ○