火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 25 : 
火災時の煙制御に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
自然排煙方式の排煙の効率は、給気経路によらず、排気を行う開口部の位置及び面積で決まる。
2
吸引型の機械排煙方式は、発生した煙を外部に排出するとともに、煙が発生した室を減圧することにより、他の空間への煙の拡散防止にも有効である。
3
高層建築物の階段室に対する加圧防煙システムは、階段室への煙の流入防止とともに、階段室における煙突効果による煙の拡散防止にも有効である。
4
第二種排煙は、押出型の機械排煙方式であり、所定の排煙量を確保するために、排煙量よりも多い給気量が必要となる。
解説

1 - × 自然排煙方式は、火災による温度上昇に伴う煙の浮力を利用して、窓などの開口部から煙を排出するため、給気口と排煙口の高低差を大きくすると効率的である。そのため、給気経路も排煙の効率に影響する。

2 - ○

3 - ○

4 - ○