金属工事及びガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当|一級建築士問題集

一級建築士

Q 118 : 
金属工事及びガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
アルミニウム合金製の手摺(すり)の取付けにおいて、温度差が40℃ の場合の部材伸縮の目安を1m当たり1.0mm程度として、伸縮調整部を所定の間隔で設けた。
2
鉄筋コンクリート造の躯体へのアルミニウム製の外壁サッシの取付けに当たって、サッシ下部のモルタルを確実に充填するために、水切り板下部とサッシ下枠下部のモルタル詰めを二度に分けて行った。
3
アルミニウム製の外壁サッシにおいて、引違い窓のセッティングブロックは、フロート板ガラスの両端部からガラスの横幅寸法の1/4の位置に設置した。
4
外壁サッシにはめ込まれた板ガラスの熱割れを防止するために、フロート板ガラスに比べて日射吸収率の高い熱線吸収板ガラスを用いた。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - ○

4 - × 熱割れは日が当たり吸熱して高温になり膨張する中央部に対し、サッシに拘束される低温の周辺部によって応力が発生し起こる。そのため、日射吸収率の高い熱線吸収板ガラスはフロート板ガラスより熱割れが起こりやすい。