仮設工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれ|一級建築士問題集

一級建築士

Q 105 : 
仮設工事等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
高さ40mの枠組足場の強度計算において、鉛直方向の荷重である足場の自重と積載荷重は建枠で支持し、水平方向の風荷重は壁つなぎで支持しているものとみなして部材の強度を検討させた。
2
移動式クレーンによる荷の吊り上げ作業において、10分間の平均風速が10m/s以上となることが予想されたので、作業を中止し、当該クレーンの転倒防止を図った。
3
単管パイプを用いて床面開口部の周囲に設ける仮設の手摺(すり)については、高さを1.2mとし、物体落下防止として高さ10cmの幅木を設け、墜落防止として床から65cmの位置に中桟1本を取り付けた。
4
墨出しに用いる鋼製巻尺のテープ合わせについては、鋼製巻尺(日本工業規格(JIS)1級)を3本用意して、それぞれに50Nの張力を与えて、相互の差を確認した。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × 足場等の墜落防止措置として高さ85cm以上の手すり、高さ35~50cmの中さん、高さ10cm以上の幅木を設ける。(労働安全衛生規則)

4 - ○