材料管理、品質管理等に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 103 : 
材料管理、品質管理等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
既製コンクリート杭の積込み及び荷降しについては、杭に生じる曲げモーメントを最小とするため、杭の両端から杭の長さの1/3の位置付近に2点で支持し、杭に衝撃を与えないように仮置きさせた。
2
工事現場に納入されたカーペット類のうち、タイルカーペットについては、材料が荷崩れしないように、5~6段積みまでとして保管させた。
3
構造体コンクリートの床の仕上りにおいて、セメントモルタルによる磁器質タイル張りとしたので、コンクリートの仕上がりの平坦さ(凹凸の差)の標準値を、1mにつき10mm以下として管理した。
4
屋内における塗装工事において、塗装場所の気温が5℃ 未満、相対湿度が85%以上の状況であったが、採暖と換気等の養生を行うことで、適切な温度・湿度条件が確保できたので、塗装作業をさせた。
解説

1 - × 2点支持の場合、杭に生じる曲げモーメントが最少となる支持点は杭の両端から杭長の1/5の点である。

2 - ○

3 - ○

4 - ○