建築物の総合的な構造計画に関する次の記述のうち、最も不適|一級建築士問題集

一級建築士

Q 100 : 
建築物の総合的な構造計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
建築物の耐火設計については、火災終了まで、建築物を崩壊・倒壊させないことを目標とする。
2
床の積載荷重や部材断面設計において、適度に余裕をもたせて設計することは、イニシャルコスト増となるが、一般に、建築物の寿命を延ばし、ライフサイクルコストの節減に結びつく。
3
平面が不整形な建築物をエキスパンションジョイントを用いて整形な建築物に分割すると、一般に、構造体の地震時の挙動が明確になるが、温度応力やコンクリートの乾燥収縮に対しては、不利になる。
4
中間階免震構造を採用し、免震層を居室として使用する場合、火災時を考慮して、免震支承に耐火被覆を施す。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × エキスパンジョイントによって大きな平面を分割することで、温度応力や乾燥収縮による変形やひび割れを防ぐことができる。

4 - ○