一級建築士
Q 93 :
各種建築構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
壁式構造は、地震その他の水平力に対して、耐力壁を主体にした強度抵抗型の構造であり、高い変形性能は期待できない。
鉄筋コンクリート構造において、鉄筋のA級継手(母材と同等並みの強度と剛性を有する継手)は、降伏ヒンジが形成される材端域の主筋に使用できるが、靱(じん)性が低下することを考慮する必要がある。
壁式鉄筋コンクリート構造と壁式プレキャスト鉄筋コンクリート構造は、一つの建築物の同じ階に混用することはできない。
ポストテンション方式のプレストレストコンクリート構造において、シース内に充填するグラウトは、PC鋼材の腐食の防止、シースとPC鋼材との付着の確保等を目的とする。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - × 壁式鉄筋コンクリート構造にプレキャスト部材を併用して使用することは可能である。
4 - ○