土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはど|一級建築士問題集

一級建築士

Q 91 : 
土質及び地盤に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
標準貫入試験のN値が10程度の粘性土地盤は、地上6階程度の中層建築物の直接基礎の支持地盤として十分な支持力を有していると判断できる。
2
粘性土地盤における圧密沈下は、地中の応力増加により土中の水が絞り出されて間隙が減少するために生じる。
3
砂質地盤における内部摩擦角は、一般に、標準貫入試験のN値が大きいほど大きくなる。
4
地盤のせん断剛性は、PS検層により測定されるS波速度が大きいほど小さくなる。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - ○

4 - × S波速度をV、単位体積重量をγとすると、地盤のせん断剛性はγV2/gで表される。よってS波速度が大きいほどせん断剛性は大きくなる。