基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。|一級建築士問題集

一級建築士

Q 90 : 
基礎に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
支持層が同一の杭において、施工方法の異なる杭を用いることは異種基礎の併用となるので、避けることが望ましい。
2
同一の砂質地盤を支持層とする直接基礎において、基礎底面に作用する単位面積当たりの荷重が同じ場合、基礎底面の大きさに関係なく即時沈下量は同じになる。
3
地下階を有する建築物の杭の耐震設計において、一般に、杭に作用する水平力は、地下外壁等が負担する水平力に応じて、一定の範囲内で低減することができる。
4
直接基礎の場合、基礎の沈下は、上部構造に障害が発生するおそれがない範囲で許容される。
解説

1 - ○

2 - × 同じ単位面積当たりの荷重であれば、基礎底面積が大きいほどその下部の圧縮される土の範囲が深くなるので、即時沈下量は大きくなる。

3 - ○

4 - ○