一級建築士
Q 33 :
換気設備・排煙設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
ボイラー室等の燃焼機器を使用する機械室の換気方式は、第3種換気とする。
置換換気(ディスプレイスメント・ベンチレーション)は、汚染物質が周囲の空気より高温又は軽量の場合に有効である。
隣接した二つの防煙区画において、一般に、防煙垂れ壁を介して一方の区画を自然排煙、他方の区画を機械排煙とすることはできない。
機械排煙設備において、天井の高さが3m未満の居室に設ける排煙口の設置高さ(下端高さ)は、一般に、天井から80cm以内、かつ、防煙垂れ壁の下端より上の部分とする。
解説
1 - × 第3種換気は排気側はを機械換気、給気側を自然換気で行うため室内は負圧になる。燃焼に新鮮な空気が必要なボイラー室等では室内を正圧に保つ第1種換気か第2種換気が適切である。
2 - ○
3 - ○
4 - ○