建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最|一級建築士問題集

一級建築士

Q 4 : 
建築物の開口部等に用いるガラスに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
Low-E複層ガラスは、中空層側のガラス面に特殊金属膜をコーティングすることで、中空層における放射伝熱を低減した複層ガラスである。
2
単板の強化ガラスは、同厚のフロート板ガラスと比較して6~10倍の強度をもつため、特段の措置を講じることなく、アトリウム等の屋根、スカイライト、トップライト等での使用に適している。
3
合わせガラスは、2枚以上の板ガラスでプラスチックフィルムを挟み加熱圧着したものであり、破損時の飛散防止や開口部の防犯性能の向上等を目的として用いられる。
4
板ガラスの耐風圧性能を考慮した使用可能面積は、設計風圧力、ガラスの厚さ、支持条件等が同一であれば、フロート板ガラスに比べて網入磨き板ガラスのほうが小さい。
解説

1 - ○

2 - × 単板の強化ガラスは同じ厚みのフロート板ガラスに比べて3~5倍の強度があるが、一部が割れると瞬間に全面破砕する。屋根やトップライトに使用する場合、安全のため飛散防止フィルムを貼る等の落下防止措置が必要。

3 - ○

4 - ○