歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 3 : 
歴史的な建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
ハギア・ソフィア大聖堂(トルコ)は、バシリカ形式とドーム集中形式とを融合させた平面をもち、巨大なドーム構造によって内部に広大な空間を作り出したビザンチン様式の建築物である。
2
コルドバの大モスク(スペイン)は、紅白縞文様の2段アーチを伴って林立する柱による内部空間をもち、現在はキリスト教文化とイスラム教文化が混在している建築物である。
3
ピサ大聖堂(イタリア)は、世界最大級の石積ドームをもち、外装はピンクや緑の大理石により幾何学模様で装飾され、クーポラとランターンは初期ルネサンス様式、ファサードはネオ・ゴシック様式の建築物である。
4
ヴォルムス大聖堂(ドイツ)は、東西両端にアプスを対置させた二重内陣と身廊の両側に側廊を設けたバシリカ形式で構成され、東西の内陣と交差部とに六つの塔をもつロマネスク様式の建築物である。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × フィレンツェ大聖堂の記述。ピサ大聖堂はイタリアのロマネスク時代の代表建築でバシリカ式(十字型平面形)の建築形式をもつ。

4 - ○