環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 21 : 
環境工学における用語に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
実効温度差(ETD)は、「内外温度差」、「日射量」及び「壁や天井等の熱容量の大きい部材による熱的挙動の時間遅れ」を考慮した、熱貫流計算を簡略に行うために使用される仮想の温度差である。
2
作用温度(OT)は、空気温度、平均放射温度及び湿度から求められる指標である。
3
光束発散度は、発光面、反射面又は透過面のいずれについても、面から発散する単位面積当たりの光束である。
4
固体伝搬音(固体音)は、建築物の躯体中を伝わる振動により、壁や天井等の表面から空間に放射される音である。
解説

作用温度は、人体に対する温熱環境を評価する指標のひとつ。乾球温度、気流速度、 平均放射温度及び有効体表面積などできまる。