一級建築士
Q 80 :
木造軸組工法による地上2階建ての既存建築物の耐震性を向上させる方法として、一般的に、最も効果の低いものは、次のうちどれか。
既存の無筋コンクリート造の布基礎に接着系のあと施工アンカーによる差し筋を行い、新たに鉄筋コンクリート造の布基礎を抱き合わせた。
1階の耐力壁が偏在していたので、2階床組の水平剛性を高めた。
屋根葺き材を、日本瓦から住宅屋根用化粧スレートに変更した。
解説
1階の床組へは耐力壁等から力が伝わることはないので、水平剛性を高めても耐震性の向上にはあまり効果がない。