各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 121 : 
各種工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
鋼板製屋根用折板を使用した屋根工事において、折板のけらば包みを1.8mの間隔で端部用タイトフレームに取り付けた。
2
鉄筋コンクリート造の建築物の屋根スラブに縦形ルーフドレンを取り付けるに当たり、梁との干渉がないことを確認のうえ、ルーフドレンの径が150mmであったので、あご付きパラペットのあごの垂直面からルーフドレンの中心までの距離が400mm確保されていることを確認した。
3
屋上のパラペットにおいて、オープン形式のアルミニウム製笠木の取付けに当たり、笠木部の固定金具の取付け完了後、コーナー部分の笠木を先に取り付け、直線部分の笠木については、両端から定尺部材を取り付け、中央部に調整部材を取り付けた。
4
建具工事において、防火扉の危害防止装置の検査については、扉の閉鎖時間をストップウォッチにより測定し、扉の質量により運動エネルギーを確認するとともに、プッシュプルゲージにより閉鎖力を測定した。
解説

1 - × 公共建築工事標準仕様書より、折板のけらば納めは、けらば包みによる方法を原則とする。けらば包みは1.8mではなく、1.2m以下の間隔で下地に取り付ける。また、けらば包みの継手の重ねは60㎜以上とし、重ね内部にシーリング材を挟み込む。

2 - ○

3 - ○

4 - ○