プレキャスト鉄筋コンクリート工事に関する次の記述のうち、|一級建築士問題集

一級建築士

Q 112 : 
プレキャスト鉄筋コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
プレキャスト部材の製造に当たり、コンクリートの加熱養生において、前養生時間を3時間とし、養生温度の上昇勾配を15℃/hとした。
2
プレキャスト部材の製造に当たり、板状のプレキャスト部材の脱型時所要強度については、脱型時にベッドを70~80度に立て起こしてから吊(つ)り上げる計画としたので、コンクリートの圧縮強度を5N/mm2とした。
3
工事現場において、プレキャスト部材のエンクローズ溶接継手については、溶接後の鉄筋の残留応力を小さくするため、同一接合部の溶接作業を連続して行った。
4
工事現場において、プレキャスト部材と現場打ちコンクリートとの接合部については、コンクリートの打込みに先立ち、豆板等の欠陥を防止するため、散水してせき板及びプレキャスト部材の接合面を湿潤状態にした。
解説

1 - ○

2 - × JASS10より、ベッドを70~80度まで起こす又は立打ち方式で脱型する場合のコンクリートの圧縮強度は8~10N/m㎡である。

3 - ○

4 - ○