コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なもの|一級建築士問題集

一級建築士

Q 61 : 
コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
マスコンクリートの打込み後、コンクリート内部の温度が著しく上昇したので、コンクリートを冷却することを目的として散水した。
2
コンクリートの打設において、打設中のコンクリートが自由落下となってしまったが、分離が生じない高さであったので、継続して打ち込んだ。
3
コンクリートの打込み時に、スペーサーが脱落し、最外側鉄筋のかぶり厚さが不足した箇所を発見したので、打込み作業をいったん中断して修正を行った。
4
場所打ちコンクリート杭に打ち込むコンクリートの品質管理については、供試体の養生を標準水中養生で行った。
解説

コンクリートの部材が厚い場合は内部まで水分を供給することはできず、散水する水温が表面を冷却し、温度ひび割れを起こす可能性がある。