土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 56 : 
土工事及び山留め工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
土工事において、ボイリングの発生が予測されたため、掘削場内外の地下水位をウェルポイント工法によって低下させた。
2
仮設地盤アンカーの引張材については、緊張・定着装置を取り付けるために、1.5m程度の余長を確保して切断した。
3
山留め工事において、水位の高い軟弱地盤であったので、場所打ち鉄筋コンクリート地中壁を採用し、構造上の検討を行ったうえで、この地中壁を建築物の一部として利用することとした。
4
粘性土の地盤における鋼矢板による山留めの撤去において、鋼矢板の抜き跡については、周辺への影響を考慮して、その地盤の粘性土により埋め戻した。
解説

鋼矢板の撤去後の埋戻しには砂やベントナイト液等を充填し、周辺地盤に影響を与えないようにする。