合成構造及び混合構造に関する次の記述のうち、最も不適当な|一級建築士問題集

一級建築士

Q 143 : 
合成構造及び混合構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
鉄骨梁と鉄筋コンクリートスラブとを頭付きスタッドを介して緊結した合成梁の曲げ剛性の算定に用いる床スラブの有効幅は、鉄筋コンクリート梁の曲げ剛性の算定に用いる床スラブの有効幅と同じとしてもよい。
2
デッキ合成スラブは、鋼製デッキプレートとその上に打設されるコンクリートとが一体となる構造で、面内せん断力の伝達も期待することができる。
3
コンクリート充填鋼管(CFT)構造の柱は、同一断面で同一板厚の鋼管構造の柱に比べて、水平力に対する塑性変形性能は高いが耐火性能は同等である。
4
鉄筋コンクリート構造のコア壁を耐震要素とし、外周部を鉄骨構造の骨組とした架構形式は、大スパン化による空間の有効利用に適している。
解説

1 - ○

2 - ○

3 - × 同等ではない。コンクリートが充填されている分耐火性能も高い。

4 - ○