一級建築士
Q 129 :
木造軸組工法による地上2階建ての建築物に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
平面が長方形の建築物において、必要壁量が風圧力により決定されたので、張り間方向と桁行方向の壁量が、それぞれの方向の必要壁量以上となるように設計した。
圧縮力と引張力の両方を負担する筋かいとして、厚さ3cm、幅9cmの木材を使用した。
9cm角の木材の筋かいを入れた軸組の倍率(壁倍率)を3とし、9cm角の木材の筋かいをたすき掛けに入れた軸組の倍率(壁倍率)を6とした。
筋かいが間柱と交差する部分は、間柱の断面を欠き取り、筋かいは欠込みをせずに通すようにした。
解説
1 - ○
2 - ○
3 - × 9cm角以上の木材の筋かいをたすき掛けに入れた軸組の倍率は5である。建築基準法施行令第46条4項の表1。
4 - ○