図のような断面形状の単純梁A及びBの中央に集中荷重Pが作|一級建築士問題集

一級建築士

Q 122 : 
図のような断面形状の単純梁A及びBの中央に集中荷重Pが作用したとき、それぞれ曲げによる最大たわみδA及びδBが生じている。δAとδBとの比として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁A及びBは同一材質の弾性部材とし、自重は無視する。また、梁Bは重ね梁であり、接触面の摩擦はないものとする。
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解説

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3 - ○ 各部材の断面二次モーメント(I)を求める。IA=a4/12。IB=2×a4/12。IB=2IAとなる。各梁のたわみを算出する。梁Aの中央たわみは、δA=Pl3/48EIA。梁Bの中央たわみは、δB=8Pl3/48E×2IA=4δA。よって、梁Bのたわみは梁Aの4倍となるため、3の「1:4」が正解となる。

4 - ×