図のような筋かいを有する柱脚ピンの骨組に水平荷重100k|一級建築士問題集

一級建築士

Q 93 : 
図のような筋かいを有する柱脚ピンの骨組に水平荷重100kNが作用したとき、部材BCの引張力Tは100kNであった。このとき、柱ABの柱頭A点における曲げモーメントの絶対値として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁ACは剛体とし、柱ABと柱CDは等質等断面で伸縮はないものとする。
1
0kN・m
2
20kN・m
3
40kN・m
4
80kN・m
解説

1 - ×

2 - ×

3 - ×

4 - ○ 引張力Tの水平成分の力は100×3/5 = 60kN。柱ABと柱CDの水平剛性は等しいのでせん断力は100-60/2 = 20kN。B点の曲げモーメントは0なので、MA = 20 × 4 = 80kN・m。