一級建築士
Q 43 :
積載荷重に関する次の記述のうち、建築基準法に適合しないものはどれか。
学校の屋上広場をささえる柱の垂直荷重による圧縮力の計算において、柱のささえる床の数が5であったので、床の積載荷重として採用する数値を建築物の実況によらないで、2,000N/㎡とした。
教室に連絡する廊下及び階段の地震力の計算において、床の積載荷重として採用する数値を建築物の実況によらないで、2,100N/㎡とした。
倉庫業を営む倉庫において、床の積載荷重として採用する数値を建築物の実況に応じて計算して、3,800N/㎡とした。
劇場の客席(固定席)の基礎の垂直荷重による圧縮力の計算において、床の積載荷重として採用する数値を建築物の実況によらないで、2,600N/㎡とした。
解説
1 - ○ 令85条1項。床の積載荷重は同項の表により計算する。
2 - ○ 令85条1項表(7)。設問のとおり。
3 - × 令85条3項。実況に応じた計算で3900N未満であっても3900Nとする。
4 - ○ 令85条1項表(5)及び2項。支える床の数にかかわらず2600Nとする。