給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものは|一級建築士問題集

一級建築士

Q 34 : 
給排水衛生設備に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
一般受水槽と別に設けた消火用水槽は、建築物の躯体を利用することができる。
2
雨水立て管は、通気管に連結することができる。
3
ガス瞬間式給湯器の給湯能力は、1°Cの水の温度を1分間に25°C 上昇させる能力を1号として表示する。
4
給水圧力が高すぎると、給水管内の流速が速くなり、ウォーターハンマー等の障害を生じやすい。
解説

1 - ○ 飲料水系統の受水槽は天井、床、周壁を建築物の躯体を利用してつくれないが、雑用水、消防用水は飲料水系統を別にすることで躯体を利用してもよい。

2 - × 雨水立て菅は汚水の逆流を防止するため、排水立て菅や通気管と接続してはならない。

3 - ○ 設問のとおり。

4 - ○ ウォーターハンマーは、給水管の水栓や弁を急に閉じた際、水流によって配管等から騒音・振動を生じる現象。