建築計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか|一級建築士問題集

一級建築士

Q 26 : 
建築計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1
児童数700人の小学校の計画において、学校内に学校給食施設(調理室、調理従事員室、食糧貯蔵室等)を設置するため、その床面積を、49㎡とした。
2
事務所ビルの計画において、収容人員12人程度の会議室の内法寸法を、5m×10mとした。
3
シティホテルの計画において、収容人員100人程度の着席形式の結婚披露宴ができるように宴会場の床面積を、250㎡とした。
4
自走式の立体駐車場における自動車の車路の計画において、傾斜部の本勾配を1/6とし、傾斜部の始まりと終わりのそれぞれの長さ6mの部分の緩和勾配を1/12とした。
解説

1 - × 児童数700人~1000人の調理室の面積は0.1㎡/人程度であるので、49㎡では過小。

2 - ○ 事務所ビルの会議室の面積は2~3㎡/人程度。

3 - ○ 結婚披露宴等を行う宴会場の1席あたりの床面積は1.5~2.5㎡程度。

4 - ○ 駐車場の傾斜路の勾配は1/6以下とし、端部は本勾配の1/2の緩和勾配を2.5~6mの長さで設ける。