中小企業診断士
Q 159 :
株式会社が作成する計算書類及び事業報告並びにこれらの附属明細書の取扱いに関する記述として、最も不適切なものはどれか。 なお、本問の前提となる株式会社は、取締役会および監査役を置くが、会計参与、会計監査人は設置していない。
株式会社は、計算書類を作成した時から10年間、当該計算書類とその附属明細書を保存しなければならない。
計算書類及び事業報告については監査役の監査を受けなければならないが、附属明細書は監査役監査の対象とはならない。
事業報告は、株式会社の状況に関する重要な事項を記載し、定時株主総会の日の2週間前の日から 5年間その本店に備え置かなければならない。
取締役は、計算書類及び事業報告を定時株主総会に提出し、計算書類については承認を受けなければならないが、事業報告については内容の報告で足りる。
解説
ア - × 記述内容の通りである。
イ - ○ 正解 付属明細書についても、監査役の監査を受けなければならない。
ウ - × 記述内容の通りである。
エ - × 記述内容の通りである。